
🌫️ フェーズ1の全体像
「なぜかいつも不安で、気づくと悩んでいる」 「自分が何を感じているのかよくわからない」
もしあなたがこんな状態にあるなら、それはフェーズ1「感情の迷子」かもしれません。
このフェーズは、感情と思考が混乱し、自分の内側で何が起きているのか分からない状態です。まるで霧の中にいるように、自己像や自分の心の輪郭がぼんやりとしか見えません。
このフェーズで一番重要なことは全て「無意識」「無自覚」に反応している、という事実です。
🎭 フェーズ1の特徴的な体験
無自覚な感情の抑圧
・怒りを感じているのに「イライラしていない」と思い込む、または他人や状況のせいにする
・悲しいのに「大丈夫、平気」と自分に言い聞かせる
・喜びを感じることに罪悪感を抱く
・感情そのものが「悪いもの」だと信じている
外部への依存パターン
・占いや診断に頻繁に頼る ⇒なぜこの状態に陥るのか?解説していますので参照してくださいね!
・他人の意見で自分の気持ちが決まる
・SNSの反応で一日の気分が左右される
・「正解」を外に求め続ける
慢性的な不安と混乱
・なぜ不安なのか理由が分からない
・「しんどい」が口癖になっている
・問題があっても何が問題なのか明確にできない
・頭の中でぐるぐると同じことを考え続ける
🧠 なぜフェーズ1になるのか?
幼少期の感情否定体験
あわせて読みたい ⇒ アダルトチルドレンと愛着障害:フェーズ1「感情の迷子」の深層理解
多くの場合、幼い頃に感情を否定された体験が根底にあります。
「泣いてはいけません」
「怒ってはダメ」
「いい子でいなさい」
「みんなに合わせなさい」
このような環境で育つと、感情は「表現してはいけないもの」「感じてはいけないもの」として深く抑圧されます。
また、もともと敏感な特性の子供は、明確に言葉で表現されなくても、親の表情や醸し出す空気感から上記の感情を読み取って感情を抑圧することは決して珍しくありません。
⇒HSP、エンパスのページも是非参照してくださいね!
思考優位な現代社会の影響
・自分の感情より他人や集団を優先する教育
・「論理的であることが良い」という価値観
・「感情的」という言葉のネガティブなイメージ
・効率性を重視し、感情を二の次にする文化
・SNSでの比較文化
💫 フェーズ1から抜け出すための第一歩
1. 感情の存在を認める
完璧でなくてもいいので、今の気持ちに意識を向けてみてください。
朝起きた時:「今、どんな気持ち?」
食事の時:「この味を感じている時、心はどう?」
夜寝る前:「今日一日、私は何を感じてどう反応した?」
2. 感情日記の活用
【簡単な記録方法】
日付:○月○日
天気:☀️
気分:なんとなくモヤモヤ
出来事:朝の電車が混んでいた
感じたこと:息苦しかった、逃げたかった
※正解はありません、感じたままを書くだけ。(自分と仲直りする大切な第一歩)
3. 身体感覚への注目
感情は必ず身体の感覚に現れます:
・胸のあたりが重い → 悲しみ・不安
・肩に力が入る → 緊張・怒り
・胃がキュッとする → 恐怖・心配
・温かい感じ → 安心・喜び ・・・ など
※これも正解はありません、ただ体の感覚に集中して感じてください。
🚨 フェーズ1でよくある間違い
❌ 思考で解決しようとする
「なぜ不安なのか理由を見つけなければ」
「論理的に考えれば答えが出るはず」
→ これは思考の罠です
⇒「わからない」は不安を作り出す脳のワナも是非参考にしてくださいね!
⭕ 感じることから始める
「今、私は不安を感じている。それでいい」
「理由は分からないけど、私はこの感覚がある」
→ まずその感覚・感情を認めることが大切
🌱 フェーズ1の持つ希望
フェーズ1は「迷子状態」ですが、これは実は変容への第一歩でもあります。
・混乱しているということは、変化が始まっている証拠
・今まで見えなかったものに気づき始めている
・「このままではいけない」という内なる声が聞こえ始めた
フェーズ1にいる自分を責める必要はありません。むしろ、「よく気づいたな!」と自分を褒めてあげてください。
🎯 フェーズ2への準備
フェーズ1からフェーズ2へ進むために:
1. 自分の感情を観察する習慣をつける
2. 完璧を求めず、小さな気づきを大切にする
3. 他人の意見より、自分の感覚を信頼する練習
4. 専門家のサポートを求めることも選択肢に入れる(メイはあなたのことを待っています♪)
フェーズ1は、長い変容の旅の大切なスタート地点です(ここに降り立ったあなた、おめでとうございます!)

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