
🔍 フェーズ2の全体像
「あ、私っていつも自分を責めている」 「なんでも『私がダメだから』って思ってしまう」
フェーズ2は、今まで無意識だった自己否定のパターンに光が当たり始める段階です。これまで当たり前だと思っていた心の中の「批判的な声」に、初めて気づく時期です。
この気づきは時として衝撃的で、「こんなに自分を責めていたなんて…」と愕然とすることもあるでしょう。
💭 フェーズ2の特徴的な体験
内なる批判者の正体が見える
・頭の中で常に自分を裁いている声があることに気づく
・その声は驚くほど厳しく、容赦がないことを知る
・親や周りの人の声が自分の中に住み着いていることを発見
・完璧でない自分を受け入れられない理由が分かり始める
比較地獄の仕組みが見える
・なぜいつも他人と比べてしまうのかが分かってくる
・SNSを見て落ち込む理由が明確になる
・「みんなは幸せそうなのに私だけ...」という思考パターンを発見
・比較することで自分を苦しめていることに気づく
「私なんて…」の口癖の意味
・無意識に自分を小さく見せている
・謙遜ではなく、本当に自分を価値がないと思っている
・この口癖が自己イメージを下げていることを知る
・言葉が現実を作っていることに気づき始める
🧩 なぜ自己否定が根深いのか?
愛を得るための戦略だった
幼い頃、私たちは愛されるために様々な戦略を身につけます:
・完璧でいれば愛される
・自分を責めれば許してもらえる
・謙遜すれば嫌われない
・期待に応えれば認めてもらえる
これらの戦略は、子どもの頃は生存に必要でした。しかし大人になった今も続けていると、自分を苦しめる結果になります。
集団主義文化の影響
日本の文化的背景:
・「出る杭は打たれる」
・「みんなに合わせることが美徳」
・「自分を主張することは我がまま」
・「謙遜こそが美しい」
⚡ フェーズ2の危険な罠
❌ 思考で自己否定を止めようとする
「自己否定はいけない、ポジティブに考えよう」
「自分を褒めなければいけない」
「自己肯定感を上げなければ」
→ これは新たな自己否定を生む罠
❌ 自己否定している自分をまた否定する
「自己否定している私はダメ」
「なんでこんなに自分を責めるんだろう、情けない」
→ 二重の自己否定という悪循環
🌸 フェーズ2での健全な取り組み
1. 気づきを歓迎する
「あ、また自分を責めている」
「今、比較して落ち込んでいるな」
この気づき自体が大きな進歩です。
気づけない人は変われません。
気づけているあなたは素晴らしいのです。
2. 内なる批判者との対話
批判的な声が聞こえた時:
「その声は誰の声?」
「いつからその声を聞いている?」
「その声は今の私に本当に必要?」
「その声の下には何の感情がある?」
3. 自己否定の機能を理解する
自己否定には必ず理由があります:
・失敗を避けるため(完璧主義)
・嫌われないため(人間関係の不安)
・安全でいるため(目立ちたくない)
・愛されるため(承認欲求)
💎 フェーズ2の深い意味
覚醒のプロセス
フェーズ2は、言わば「目覚め」のプロセスです。今まで眠っていて見えなかった心の仕組みが見え始める、意識の拡大が起きています。
・自分の心のパターンが客観視できるようになった
・無意識だったものが意識に上がってきた
・変化する準備が整い始めている
自由への第一歩
気づくことで、選択の余地が生まれます:
気づく前:無意識に自己否定を繰り返す
気づいた後:「今、選択できる」
🌱 フェーズ3への準備
フェーズ2からフェーズ3へ進むには:
1. 気づいた自己否定パターンを記録する
2. 批判的な声の下にある感情(恐れ、悲しみ、怒り)に注目
3. 完璧でない自分も「私らしいな」と受け入れる練習
4. 感情を感じることへの準備を始める
フェーズ2は、真の癒しへの扉を開く重要な段階です。

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