悩みはなくならない?~脳の仕組みを知れば“悩まない生き方”はできる

こんにちは!『変容のフェーズ診断Ⓡ』のメイです。

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心理カウンセラーやコーチングなどの専門家がよく口にするのが、「悩みはなくならないから、なくそうと思わなくていい」という言葉です。

でも私は少し違う考えです。

実際、私は“悩まない”状態で日常を送っています。それは特別な才能ではなく、抑圧していた自分の感情をコツコツ癒していった結果の嬉しい副産物でした。

この記事が、いつも不安と悩みを抱えて身動とれなくなっている人に届きますようにー!!!!!

悩みにも種類がある

たとえば、新婚旅行の行先。優しいパートナーが「君の行きたいところでいいよ♪」と言ってくれた時。「イタリアがいいかな?でもやっぱりフランスかな??」なんて迷うのは、ワクワクする嬉しい悩み。
これはむしろ人生を彩るスパイスですよね。

一方で、多くの人が抱えるのはこうした悩みです。

・親がもし介護になったら、一人っ子の自分はどうすればいい?
・仕事で重要なポストを任されているけど、将来海外赴任になったら家庭はどうする?
・嫌な上司の下でこの先も今の職場でやっていけるだろうか?
・子どもの進学や就職は大丈夫だろうか?

どれも「まだ起きていない未来」や「自分では決められないこと」に頭を使っている悩み。

こうした悩みは考えてもキリがなく、消耗するだけです。

悩みはなぜ生まれるのか?脳と不安の関係


人間の脳は基本的に「先読みマシーン」として働いています。常に「次に何が起こるか」を予想して、その通りになるかチェックしています。

なぜ不安になるのか

① 先が読めない状況に出会うと、脳は「危険かもしれない」と警戒します
②「答えを見つけなければ」というモードに入り、同じことを何度も考え始めます
③ これが心配や不安として感じられます

なぜこうなったのか

昔から、危険を見逃すよりも「念のため警戒する」方が生き残りに有利でした。そのため、基本的に人間の脳は不安になりやすく作られています。

 •  脳は本来「予想外のことを嫌い、答えを出したがる」システム
•  不安になって悩むのは、このシステムが働いている証拠
 •  これは脳の「初期設定」のようなもので、誰にでもある自然な反応


現代では、この機能が時として必要以上に働いてしまうことがあります。それが「悩んでいる」という状態です。でも、これはある意味、脳が正常に機能している証拠でもあるのです。​​​​​​​​​​​​​​​​

私が悩まない理由

私は「わからないことは、わからないままでいい」と思っています。未来のことをどれだけ考えても、結局“今の自分”には答えが出せません。

だから私はこう自然に思えます。

「わからないな~」
「あの人がどう考えどう動くかもわからないから今は考えても仕方ないな~」
「その時にはどういう状況になってるかもわかんないしね~(はい、放置。ポイ。)」

脳が「答えを出さなきゃ!」と焦っても、“わからない”をそのまま放置できる。
「コントロールできるできないを選別し、できないものは手放す」
これが私が悩まない理由です。

「わからない」を放置できるようになるには?

とはいえ、「”わからない”を放置するなんて不安でできない」という声もよく聞きます。

それは当然で、心の奥に 抑圧してきた感情 が残っていると、人は「わからない」を受け止めきれないのです。

だから大切なのは、コツコツと自分の感情を癒していくこと。

「どんな自分でもいいんだ」「これが私なんだ」と自己受容できたとき、いい意味で“降参”できるようになります。

すると、過去を引きずったり、まだ起きてもいない未来に不安を感じて悩むことが、本当に!本当に!!なくなります。

脳科学的な視点で解説すると…

1. 感情調節システムの安定

        •    抑圧していた感情を癒すことで、扁桃体(恐怖・警戒センター)の過敏な反応が落ち着いた
        •    感情的な「火災警報」が鳴りにくくなったので、反射的に感情的な反応をしなくなる

2. デフォルトモードネットワークの変化

        •    自己批判的なぐるぐる思考が減り、「何とかしなければ」という強迫的な思考パターンから解放された
        •    脳が「問題解決モード」に入る頻度が減った

3. 認知的柔軟性の向上

        •  「こうあるべき」という固定観念が緩むと、不確実性への耐性が高まる
        •  「降参」することで、脳の予測システムが「完璧な答えを見つけなくても大丈夫」と学習した

4. 自己受容と脳の変化

        •    自分を受け入れることで、常に「改善しなければ」という脳の警戒システムが沈静化してリラックスした
        •    無駄な心配から、今に集中することにエネルギーを使えるようになった

つまり、私の「わからないを放置できる」状態は、感情的な癒しと自己受容によって、脳の警戒システムが適切に調整された結果となります。​​​​​​​​​​​​​​​​

よくある質問:「じゃあ、何も考えなくていいんですか?」

ここでよく聞かれるのが、

「未来を放置していいなら、もう何も準備しなくても自然にうまくいくんですね?」という質問です。

いえ、それは違います。 
考えることと悩むことは別物なんです。

たとえば・・・

・来週の子どもの遠足のお弁当の中身を決める
・明後日の友人とのランチの場所を調べて予約する
・親が介護施設に入ることが決まったので、施設や費用について相談・準備する
・老後の生活資金に備え、こつこつ貯金したり、投資信託で手堅く資産運用する。

こうしたことは「もう決まっていること」や「調べればわかること」ですよね。
だから考えたり準備したりします。これは現実的な“段取り”であって、悩みではありません。

一方で、まだ何も決まっていない未来に「どうしよう…どうしよう…」と頭の中だけで繰り返すのは悩みです。

違い、わかりますよね?

「わからない」を放置できたときに起きる変化

🌟過剰な予測で疲れなくなる
🌟今ここに集中できる
🌟脳が落ち着き、自分の中から安心感が自然に湧いてくる

安心感は外から与えられるものではなく、

「わからないを放置できたとき」に自分の中から自然に立ち上がってくるものです。

結論:悩みはなくせる(悩まなくなる!)

「悩みはなくならない」と言われるのは、脳が未来を確定させようとするから。

でも逆に言えば、「わからない」をそのまま放置できれば悩みはなくなるんです。

そのとき、あなたは“今ここ”に落ち着いて生きられるようになり、安心感を自分の中から感じられるようになります。

さいごに

悩みは人生に付き物ではありません。
「わからない」を放置できるようになること。
それが“悩まない生き方”の入口です。

やり方を知りたい方は、ご連絡くださいね。

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