自己肯定感を上げてはいけない!?

こんにちは!

「今ここ」の心地よさと共にラクに生きられる【魔法の自己受容レッスン】 

メイです(^^♪

楽に生きるための必須項目!・・・のように言われている自己肯定感。

しかし、ここになかなか気づかないワナが・・・!

今日はその“ワナ”についてお話したいと思います。

    

自己肯定感だけを上げるのは難しい…

幸せに生きる条件として、自己肯定感を高めることが必須のように言われています。

しかし、もともと自己否定が強い人が、自分の価値をどこかに見出して自己肯定感を上げようと思っても、なかなか難しいのではないでしょうか?

そこで、まずは自己肯定感を高めるための土台作りが必要です。その土台となるのが『自己受容』です。

自己肯定感と自己受容

自己肯定感と自己受容は似ているようで意味が少し違います。

様々な定義がありますが、私は自己肯定感を「自分の中に長所を見出して、価値ある存在として自分を受け入れられるようになる感覚」だと考えています。

対して自己受容は、「自分の良いところもダメなところも全て受け入れて、無条件に自分を認めている状態」です。

自己受容できていない状態で自己肯定感を上げようとあれこれ頑張っても、認めていない自分の嫌いな部分が足を引っ張り、大抵は苦しくなってしまいます。

自己肯定感の落とし穴

例えば、漠然と自分に自信のなさを感じて、毎日モヤモヤした感情を抱えているAさんがいるとします。そこでAさんは自己肯定感を上げようと、猛勉強して資格を取りました。

資格があれば自信を持って仕事に取り組めるし、職場の人にも一目置かれるのではないかと考えたからです。

資格を取ってからしばらくの間は、上司からの評価も上がり仕事の幅も広がり、自己肯定感も高まったような気がして気分よく過ごしていました。

しかしそんなある日、職場にAさんよりさらに上級の資格を持ったBさんが入社してきました。Aさんはまた自信を失くし焦り始めます。「こんな簡単な資格しか取れないダメな私。もっと上の資格を目指さなきゃ・・!勉強しないと・・!!」

ここからAさんの自己肯定感を上げるための“頑張りの無限ループ”が始まります。

ラクに生きるキーポイント

このように、自己受容ができていないまま自己肯定感を上げようとすると、行動基準が「他人から認められること」だったり、「〇〇ができる私」「〇〇を持っている私」など、条件付きになることがあります。自分に対する条件付きの肯定は、ちょっとしたことで崩れ落ちてしまいます。

自己受容が出来ていると、自分のダメな部分も「そういう自分もいるよね、それでもいいよ」と認めて受け入れた上での行動になります。自分の全てを認めているので、心に余裕があり、たとえ失敗しても自分に失望することがありません。つまりそこに自己否定は起きないのです。これこそがラクに生きるためのキーポイントなのです。

自分の嫌いな部分にも、少しずつでいいので、大切な人に接するように「それも私だよね、それでもいいよ」と優しく優しく寄り添ってあげてくださいね (^^

自分だけでは上手くできない、最短距離でラクに生きられるようになりたい!という方は、お気軽にご相談くださいね♪