後から怒りが湧くあなたへ——“いい人”をやめる第一歩

こんにちは!『変容のフェーズ診断Ⓡ』メイです。

その場では何も言えず、後から怒りが湧いてきて自分を責めてしまう。
「どうして私はいつもいい人を演じてしまうんだろう?」
多くの人が抱えるこの悩みには、ちゃんとした理由があります。
そして、その理由を知ることで「いい人」をやめる第一歩を踏み出すことができるのです。

怒りが後からやってくるのはなぜ?

「なんであのとき、ちゃんと言えなかったんだろう…」
「もっと強く断ればよかった…」

——そんなふうに、後から怒りや後悔が込み上げてくることはありませんか?

その場ではなぜか何も言えず、気づけば“いい人”を演じてしまう。
これは、あなたが「感情をリアルタイムでキャッチできていない」サインなのです。

変容のフェーズでいうと…?

この状態は、フェーズ1〜2の特徴と重なります。

フェーズ1(感情の迷子):自分の気持ちがわからず、外側の期待や評価に合わせて動いてしまう

フェーズ2(自己否定の気づき):本当は嫌なのに「断ったら心が狭い人だと思われる」と思い込み、自分を抑えてしまう

つまり「その場で怒れない」のは意志が弱いからではなく、まだ 感情のセンサーが働きづらい段階 だからなのです。

あわせて読みたい ⇒ フェーズ1:感情の迷子(無自覚・混乱)詳細解説

あわせて読みたい ⇒ フェーズ2:自己否定の気づき 詳細解説

押し込めた怒りは消えない

感情は感じてもらうことで消化されます。
けれどその場で「嫌だ」と表現できなければ、押し込められたまま心の奥に残り、後から「やっぱり納得いかない!」と噴き出してきます。

このサイクルから抜けるためには、リアルタイムで自分の感情に気づく練習 が欠かせません。

“リアルタイムで感じる”ためのステップ

次のような小さな実践が、フェーズ3(トラウマの癒し)への入り口になります。

1.体のサインに気づく
 胸がザワザワする、肩がこわばる——体の違和感は「感情の翻訳機」です。

2.小さなNOを試す
 「今日は難しいです」「ちょっと考えます」など、ソフトな表現からでOK。

3.心の声を尋ねる
 「私は今どう感じてる?」と、自分に問いかける習慣を持ちましょう。

こうした練習を重ねると、後から怒るのではなく その場で感情をキャッチできる自分 へと変わっていきます。

あわせて読みたい ⇒ フェーズ3:トラウマの癒し(感情との再会)詳細解説

実体験から

私自身も以前は「後から怒りが湧いて自己嫌悪」というパターンの繰り返しでした。

けれど感情に敏感になる練習を重ねることで、普段から自分の「好き・嫌い」を瞬時にキャッチできるようになりました。

その結果、普段から失礼な態度をとる人に対しても、笑顔を作らず自然に距離を取れるように。
「なんであんなふうに振る舞ったんだろう」と後から自分を責めることも減り、自分への信頼が高まったのです。

さいごに

「後から怒る自分」を責める必要はありません。
それは今のフェーズがそうだからであって、成長のプロセスの一部なのです。

リアルタイムで感情に気づけるようになれば、

  • “いい人”を無理に演じなくていい
  • その場で自分を守れる
  • 後悔や自己嫌悪から解放される

そんな生き方が自然とできるようになります。

あなたは今、どのフェーズにいるでしょうか?
変容のプロセスを知ることは、自分を責めることをやめて、一歩先へ進むための大きな手がかりになります。

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あわせて読みたい ⇒ あなたは今どのフェーズ?🌿『メイ式・変容のフェーズ診断Ⓡ』🌿

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